EC-CUBEバージョンアップ作業代行サービス |メリットや費用を解説
最新のEC-CUBEバージョンでは、セキュリティの強化・操作性の向上・パフォーマンスの最適化により、快適で安全なオンラインショップ運営が可能になりました。アップデートにより、最新技術を活用してお客様のビジネスをさらに前進させましょう。ぜひ、今すぐアップグレードをご検討ください。
EC-CUBEのバージョンアップ
EC-CUBEのバージョンアップは、システムのセキュリティ強化や操作性の向上、パフォーマンス改善などを目的に、最新版へ更新することを指します。EC-CUBEはオープンソースのECサイト構築プラットフォームであり、2006年のリリース以来、頻繁に機能強化が行われてきました。
最新バージョンのEC-CUBE 4系では、フレームワークをSymfonyに移行し、CMS機能や処理速度が大幅に改善されています。バージョンアップによって、より安全で使いやすいECサイト運営が可能になり、顧客満足度向上にもつながるでしょう。 一方で、更新にはシステムのバックアップやデータ移行、新しいバージョンのテストなど一連の手順を丁寧に行う必要があります。そこで弊社では、EC-CUBE4系へのバージョンアップ作業代行サービスを行っています。
EC-CUBEバージョンアップのメリット
EC-CUBEなどの電子商取引(EC)サイト構築ツールを使用する際に、バージョンアップはお店のリニューアルと同じくらい重要です。これは、お店の最新の機能を活用し、お客様に最高のショッピング体験を提供するために必須のステップです。
万全のセキュリティ
最新バージョンでは、セキュリティが常に更新され、最新の脅威からウェブサイトを守ります。これにより、顧客データを守り、信頼性の高いサービスを提供できます。
自由自在なカスタマイズ
プラグインやモジュールを駆使して、自社のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。これにより、ユーザーにとって使いやすい、オンリーワンのECサイトを構築できます。
レスポンシブデザイン
4系では、スマートフォンやタブレットからのアクセスにも最適化されたデザインが標準で提供されています。これにより、どのデバイスを使用しても快適にショッピングを楽しんでもらえます。
顧客満足度の向上
スピーディな購入フローと高い操作性は、顧客満足度を向上させます。これはリピート率の増加にもつながり、長期的な売上向上に寄与します。
このように、EC-CUBEのバージョンアップはただ新しい機能が追加されるだけではなく、セキュリティの強化や利便性の向上など、ビジネス全体に多大な影響を及ぼします。特にECサイトでは、顧客の信頼を得ることが何よりも重要ですので、常に最新の状態を保つことが求められます。もしバージョンアップに関して不安や疑問があれば、いつでもサポートを求めていただければと思います。
【おさらい】EC-CUBE2系・3系・4系の特徴
EC-CUBEは、日本製のオープンソースECシステムとして進化を続け、各バージョンで異なる特徴と利便性を提供しています。自社のニーズに合わせ、適したバージョンを選択することが重要です。 ここでは、EC-CUBEバージョンアップの解説に入る前に、EC-CUBEの2系・3系・4系の特徴をそれぞれ解説します。
EC-CUBE 2系
EC-CUBE 2系は、2007年にリリースされた初のメジャーアップデートで、フューチャーフォン(ガラケー)にも対応しているのが特徴です。このバージョンは、プラグイン機能が追加されたことにより、カスタマイズ不要で多様な機能を追加でき、自由度の高いサイト構築が可能になりました。 しかし、標準デザインはレスポンシブ対応していません。またセキュリティ面でのサポート期限が切れているため、最新の脆弱性対策が施されないリスクがあります。
特徴:
- フューチャーフォン(ガラケー)対応:携帯電話向けのサポート
- プラグイン機能の追加:カスタマイズ不要で多様な機能を自由に追加可能
- 自由なカスタマイズ性:柔軟にサイトを構築でき、独自のECサイトを作成可能
注意点:
- レスポンシブ非対応:標準デザインがスマートフォンやタブレットに対応していない
- 技術的な限界: 新しいウェブ技術に対応していない部分があり、現代的な機能やデザインには限界がある。
- セキュリティ:現在の基準に比べるとセキュリティが劣る可能性があります。
パワーアップしたEC-CUBE 3系
EC-CUBE 3系は、2015年にリリースされたバージョンで、PEARベースからSilex + Symfonyフレームワークへ移行し、ソースコードも全面的に書き換えられました。モジュール化されたアーキテクチャが導入され、開発体制が一新されています。
特に、プラグイン機能を本格的に採用したことで、ユーザーは必要な機能を自由に追加し、自社に最適なカスタマイズが可能です。 しかし、設計上の問題や普及が少なかったこともあり、サポートやプラグインの更新は期待できません。
特徴:
- フレームワークの変更:PEARからSilex + Symfonyフレームワークに移行
- ソースコードの刷新:全面的にソースを書き換え、モジュール化されたアーキテクチャを採用
- 開発体制の強化:テストコードの充実、Gitの採用により、開発の効率と管理体制が向上
- プラグイン機能の本格導入:コア機能を最低限にし、プラグインで機能を柔軟に拡張可能
- カスタマイズ性の向上:プラグインを活用し、ユーザーに合わせた柔軟な機能追加が可能
注意点:
- 普及の難点:設計上の不具合やサポート不足で、2系や4系に比べ普及率が低い
- 学習コスト: EC-CUBE 2系から大きく変わったため、新しいシステムに慣れるのに時間がかかるかもしれません。
EC-CUBE 4系
EC-CUBE 4系は、最新のSymfonyフレームワークを採用し、3系での課題を解消したバージョンです。バージョンアップによりカスタマイズ性が向上し、他システムとのAPI連携もスムーズになりました。 管理画面のデザインはゼロから設計され、操作性が大幅に改善。特に受注管理機能の強化やモバイル端末対応の強化で、ユーザーの利便性もアップしています。
特徴:
- フレームワークの最新化:SilexからSymfonyに変更し、カスタマイズ性が向上
- 管理画面の全面設計:管理画面をゼロから設計し、操作性を大幅に改善
- 受注管理機能の強化:情報確認や入力作業を一画面で完結可能
- 充実したプラグイン機能:自由に機能拡張が可能
- モバイル対応の強化:モバイル専用レイアウト機能を実装し、スマートフォンユーザーの利便性向上
- カート永続化機能:デバイスをまたいだカート利用が可能
- サイト表示速度の向上:表示速度が向上し、コンバージョン率の向上が期待できる
- クラウド版の提供:クラウド版も提供され、将来の拡張性も十分
注意点:
- 設定の複雑さ: 新しい機能が豊富なため、設定が複雑になる場合がありますが、それによってカスタマイズの幅も広がっています。
以上のように、EC-CUBEのバージョンごとに特徴と注意点があります。選択する際には、ニーズに合ったバージョンを検討することが大切です。例えば、手軽に始めたい場合は2系、最新技術を取り入れたい場合は4系を選ぶと良いでしょう。3系は、2系からの移行を考えている方や、プラグインによる拡張性を求める方に適しています。
EC-CUBEバージョンアップする3つのメリット
EC-CUBEのバージョンアップには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、EC-CUBEのアップデートで得られる3つのメリットを紹介します。
万全のセキュリティ
最新バージョンのEC-CUBEでは、セキュリティ機能が強化され、最新の脅威からWebサイトを守ります。顧客データを保護し、信頼性の高いショッピング環境を提供可能です。公式サポートが継続して脆弱性対応を行うため、旧バージョンに比べて安心して利用できます。
自由自在なカスタマイズ
EC-CUBEを最新の4系にバージョンアップすると、豊富なプラグインやモジュールの活用により、自由自在なカスタマイズが実現します。自社のニーズに合わせて機能を追加し、ユーザーにとって使いやすいオンリーワンのECサイトを構築可能です。さらに、レスポンシブデザインが標準装備されており、パソコン・スマートフォン・タブレットなど、どのデバイスでも快適に利用できるデザインが作成できます。
レスポンシブデザイン
4系では、スマートフォンやタブレットからのアクセスにも最適化されたデザインが標準で提供されています。これにより、どのデバイスを使用しても快適にショッピングを楽しんでもらえます。
顧客満足度の向上
最新バージョンへのアップデートによって、購入フローが最適化され、顧客がスムーズにショッピングを楽しめるようになります。操作性の向上により、カート離脱率の低下やコンバージョン率の向上が期待でき、リピート顧客の獲得にもつながるでしょう。使いやすく改善されたECサイトは、顧客の満足度を高め、長期的な売上向上を支えるメリットです。
EC-CUBEをバージョンアップしないとどんなデメリットがある?
EC-CUBEのバージョンアップを怠ると、セキュリティー面などのリスクが生じる可能性もあります。ここでは、EC-CUBEのバージョンアップをしないと起こりえるリスクを3つ紹介します。
セキュリティ面のリスクが高まる
EC-CUBEを古いバージョンのまま使用し続けると、セキュリティ面のリスクが生じます。古いバージョンには、最新の脅威に対応するセキュリティパッチが適用されないため、不正アクセスやデータ漏洩などの被害を受ける可能性が高まります。
また、公式サポートが終了した場合、セキュリティ更新が提供されないため、脆弱性が放置される可能性も。サイトの安全性を保つためには、最新バージョンへのアップデートが必要です。
サポートの終了で支援を受けられなくなる
公式サポートの終了により、問題が発生した際の支援を受けられなくなる可能性があります。サポートが停止されると、セキュリティパッチやシステム更新が提供されず、新たな脆弱性に対応できなくなるため、サイトの安全性が低下します。
また、プラグインやモジュールのアップデートも止まる可能性があり、サイトの機能維持や問題解決が難しくなる点にも注意が必要です。
新機能が利用できない
EC-CUBEをバージョンアップしないと、新しい機能が利用できなくなります。最新バージョンには、ページ読み込み速度の向上やレスポンシブデザインの最適化など、利便性を高めるための新機能や改善が加えられています。これらの新機能を活用できないと、競合他社と比べて機能性が劣り、ビジネスの成長機会を逃すことになる可能性があります。
EC-CUBEのバージョンアップにかかる費用
EC-CUBE バージョンアップ料金表
現在のバージョン | アップデートの費用感 (税込) | コメント |
---|---|---|
EC-CUBE 1系・2系 | 40万~ | システムを作り直してデータを移すため、時間と費用がかかります。 プラグイン(追加機能)が少ないと費用が抑えられます。 |
EC-CUBE 3系 | 30万~ | デザインや使っている機能の数で、 料金が変わります。 |
EC-CUBE 4.0・4.1 | 20万~ | 必要な部分だけ変更するため、比較的安く済みますが、 追加機能との相性に注意が必要です。 |
EC-CUBE 4.2以降 | 10万~ | 少しの変更で済むことが多いですが、カスタマイズの内容によっては 費用が増えることもあります。 |
*使っている追加機能やデザインによって、料金が増えることがあります。気になる方は無料で見積もりを受けると安心です。性やデザインの再現度により費用が増減する可能性があります。無料見積もり依頼をお勧めします。
【完全版】EC-CUBEバージョンアップ手順
EC-CUBEのバージョンアップはサイトの安全性と機能性を維持し、それを行うための詳細な手順が「完全版」ガイドで解説されており、途中で疑問が生じたらEC-CUBEのバージョンアップやカスタマイズ作業の実績豊富な弊社にお気軽にご相談ください。
1.バックアップの準備
まずは、「バックアップの準備」から始めます。これは、あなたの大切なオンラインショップの全データを丸ごとコピーし、安全なクラウドストレージに保存することを指します。万が一の事態に備えて、データを保存することで「ノープロブレム!」と自信を持って言えるようになります。
2.チェックリストの作成
続いて、「チェックリストの作成」です。現在使用している各機能やプラグインが、新しいバージョンのEC-CUBEとの互換性を持つかどうかを確認します。このステップは、車のタイヤが冬用か夏用かを確認するのと同じように、新しいバージョンへのスムーズな適応を保証するために必要です。
3.テスト環境でのリハーサル
次に、「テスト環境でのリハーサル」を行います。これは、現実のお店への影響を避けつつ、新バージョンを試用することができるステップです。舞台裏で俳優がリハーサルを行うように、本番環境に影響を与えることなく、新しいバージョンを安心してテストできます。
4.EC-CUBE新バージョンのダウンロード
「新バージョンのダウンロード」では、最新のEC-CUBEを取得します。これにより、新しい機能を活用して、お店を更に魅力的でユーザーフレンドリーなものにすることができます。
5.ファイルのアップロードと交換
「ファイルのアップロードと交換」では、新旧のバージョンを入れ替える作業を行います。クローゼットから古い洋服を取り出し、新しい洋服と交換するのと同じように、新しいバージョンへのスムーズな切り替えを図ります。
6.デザインテンプレートの更新
「デザインテンプレートの更新」では、お店のデザインを新しいバージョンに適応させ、全体のビジュアルを一新します。これにより、ショッピング体験を新鮮でエキサイティングなものにすることができます。
7.データベースのアップデート
「データベースのアップデート」では、商品情報などの詳細が含まれるデータベースを最新の状態に更新します。住所録を最新の情報に更新するのと同じうに、情報の正確性と最新性を保つことできます。
8.EC-CUBEプラグインの互換性ェック
「プラグインの互換性ェック」では、追加された機能が新しいバージョンと正しく連携するかを確認します。新しいソフトウェアがあことを確認することで、システム全体の定性を保つことができます。
9.EC-CUBEバージョンアップ後の動作確認
そして、「動作確認」のスップでは、すべての変更を施した後、ウェブサイト全体をくまなくチェックします。これは、車の点検と同じで、すべての機能が正常に動作するかを確認するために可欠です。お客様がショッピングカートをスーズに使用できるか、商品検索がうまくいく等、細部にわたってテストを行います。
10.本番環境への用
最後に、「本番環境への用」です。テスト環境での確認が終わったら、いよいよ本番環境に新しいバージョンを適用。これは、リハーサルを終えた舞台がいざ番を迎える瞬間とも言えるでしょう。順に沿って慎重に作業を行い、顧客に影響出ないよう細心の注意を払います。
バョンアップは一見手間がかかるように思えますが、これによって得られる利益は大きいのです。常に最新の状態を保つことで、キュリティの強化、機能の向上、ユーザーエスペリエンスの改善など、お店にとって顧客にとってもメリットがあります。さらに、時代の変化に対応する柔性も手に入れることができます。
継続的なプロセスとしてのバージョンアップ
バージョンップは、あなたのオンラインショップを成長させ続けるための、継続的なプセスとえることができます。EC-CUBEをじめとするECサイト構築ツールは、そのプロセをサポートするための強力な味方です。計画的に、かつ慎重にバージョンアップをめていくことで、ビジネスの成功をさらに前進させることできるでしょう。
EC-CUBEバージョンアップ作業の注意点:
- バージョンアップは、サイトの運用に影響を与える可能性があるため、訪問者の少ない時間帯に行うことをお勧めします。
- カスタマイズしている場合は、その変更が新しいバージョンで引き続き機能するかを特に注意深く確認する必要があります。
これは一般的な手順ですが、使用しているEC-CUBEのバージョンやサーバー環境によって異なる場合があります。最新の情報と詳細な手順については、常にEC-CUBEの公式ドキュメントを確認することを忘れないでください。また、不明点がある場合は、EC-CUBEのコミュニティや専門家に相談することも大切です。
EC-CUBEのバージョンアップは株式会社アレッジにお任せください
EC-CUBEのバージョンアップ作業は、株式会社アレッジにお任せください。お客様の要望に応じた柔軟なカスタマイズ提案から詳細なヒアリング、そして実際の開発・移行作業まで、丁寧に対応いたします。 バージョンアップ後も充実したサポート体制を提供し、スムーズな運用をサポート!セキュリティや機能面の改善により、安心してサイト運営を続けられます。お客様のECサイトのさらなる成長を支援するため、お気軽にご相談ください。
お問い合わせから公開までの流れ
- 1無料お問い合わせ
- お問い合わせフォームもしくはお電話などでお気軽にお問い合わせください。
- 2ヒアリング
- ご希望の内容をお聞きし、ご希望バージョンやカスタマイズ内容等を拝見させていただきます。
- 3無料お見積り
- お聞きした内容とエンジニアの視点で必要な箇所を精査しながらお見積もりをさせていただきます。また、ご予算の範囲でのバージョンアップ費用をご提案をさせていただくことも可能です。
- 4ご契約
- お見積り、工数表の内容をご確認いただき電子契約書にてご契約となります。
- 5サイト構成とデザイン作成
- EC-CUBEの構成(カスタマイズ内容やプラグインを含む)、デザインを行います。
- 6開発・移行作業着手
- 工数表に基づいたサーバー環境の構築、データベースの作成、EC-CUBEのインストール、デザインテンプレート移行、商品データや顧客データの移行、プラグインの設定を行います。
- 7バージョンアップ作業終了後のテスト
- コーディング後、設計通りに動作するか、デザインが崩れていないかなどをテストとチェックをしていきます。バージョンアップ作業後のテストに問題がないことを確認したのち、お客様にて最終的な注文テストと内容確認を行っていただきます。
- 8EC-CUBEバージョンアップ作業後のECサイトを公開
- お客様の最終チェックをクリアしたした後、テスト環境で構築したEC-CUBEバージョンアップを行ったECサイトを本番環境のサーバーにアップロードし一般公開となります。(移行作業中はメンテナンス中となります。)
- 9作業後のご利用と保全
- 公開後もシステム障害が発生した際の復旧対応や、サイトアクセスデータの分析を行い、機能やコンテンツの修正や改善を行うことも可能でございます。また、OSやブラウザなどのバージョンアップによるプログラム修正などの対応も可能でございます。保全についてはお気軽にお問い合わせください。
EC-CUBEバージョンアップ作業後のサポート
株式会社アレッジでは、バージョンアップ後も安心して運用いただけるよう、充実したサポート体制を提供しています。新システムへのスムーズな適応支援に加え、発生しえる問題への迅速な対応を行います。万が一のトラブルにも、豊富な経験を持つ専門のサポートチームが対応するため、日々の運用を安心して続けていただけるでしょう。
バージョンアップ作業は複雑に見えますが、計画的に進めることで、サイトの機能性向上やセキュリティ強化、ビジネス成果の向上につながります。ぜひ、安全で高機能なサイトを実現するためにも、EC-CUBEのバージョンアップをご検討ください。ご不明点があれば、専門家にお気軽にご相談いただけます。