EC-CUBEバージョンアップの必要性と費用感:ビジネスを守るためのアップグレード

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EC-CUBEバージョンアップの必要性と費用感

EC-CUBEは、国内最大級のオープンソースECサイト構築システムとして、多くの企業に利用されています。 このEC-CUBEにはいくつかのバージョンが存在し、継続的なバージョンアップが推奨されています。ビジネスを守るためには、セキュリティ強化や新しい機能の追加など、バージョンアップの必要性が高まっています。本記事では、EC-CUBEのバージョンアップに伴う費用感や見積りポイントについて詳しく解説します。

EC-CUBEバージョンアップとは?

EC-CUBEのバージョンアップとは、現在運用しているECサイトのシステムを新しいバージョンに移行する作業を指します。バージョンアップにより、セキュリティ対策や機能追加、パフォーマンスの向上が図れ、より効果的なECサイト運営が可能になります。

EC-CUBEには、大きく分けて「2系」「3系」「4系」という3つのバージョンが存在します。それぞれに異なる特徴があり、どのバージョンを利用するかによって、サイトの運営やカスタマイズに影響が出ます。

EC-CUBE「2系」「3系」「4系」は何が違う?

EC-CUBE 2系

EC-CUBE 2系は、古くから使用されているバージョンで、多くの企業が利用していました。しかし、公式サポートが終了し、セキュリティ面で脆弱なため、現在では新しいバージョンへの移行が推奨されています。

EC-CUBE 3系

EC-CUBE 3系は、2系の後継としてリリースされ、セキュリティやパフォーマンスが向上しましたが、操作性やプラグインの互換性に一部制約がありました。現在でも一部企業が3系を利用していますが、最新の4系への移行が増えています。

EC-CUBE 4系

EC-CUBE 4系は、最新のバージョンであり、現在最も推奨されるバージョンです。レスポンシブWebデザインに対応しており、スマートフォンからのアクセスが増加する現代に適しています。また、カスタマイズ性が高く、セキュリティ面でも最も優れています。

バージョンアップをしないと生じるリスクは?

バージョンアップを怠ると、以下のようなリスクが発生します。

リスク1:セキュリティ対策(脆弱性対応)

古いバージョンのEC-CUBEは、最新のセキュリティパッチが提供されなくなるため、脆弱性を悪用された攻撃のリスクが高まります。これにより、顧客情報の流出や不正アクセスによる損害が発生する可能性があります。

リスク2:EC-CUBE 2.12系以前は公式サポートが終了

EC-CUBE 2.12系以前のバージョンは、既に公式のサポートが終了しています。これにより、システム障害やバグが発生しても対応が受けられず、サイト運営に支障をきたす可能性があります。

リスク3:プラグインやモジュールのサポートが対象外

古いバージョンでは、プラグインやモジュールが最新バージョンに対応していないことが多く、ECサイトの機能追加や改善が困難になります。特に、顧客の利便性を向上させるための新しい機能を追加する際に、大きな障害となります。

バージョンアップをするメリットとは?

一方で、バージョンアップを行うことには多くのメリットがあります。

メリット1:セキュリティ対策万全

最新のバージョンでは、セキュリティパッチが随時適用され、脆弱性が早期に修正されます。これにより、サイバー攻撃から顧客情報を守り、ビジネスの信頼性を保つことができます。

メリット2:プラグイン、カスタマイズ性が向上

最新バージョンでは、対応するプラグインやカスタマイズのオプションが増加しており、より多機能で柔軟なECサイト運営が可能になります。特に、4系ではユーザーのニーズに合わせた高度なカスタマイズが実現しやすくなっています。

メリット3:レスポンシブWebデザイン

現代のECサイトにおいて、スマートフォン対応は必須です。EC-CUBE 4系では、レスポンシブデザインが標準で導入されており、スマートフォンからの購入体験が向上します。

メリット4:購入完了までの手順が短くCVRアップも

最新のEC-CUBEでは、購入までのステップが簡略化され、ユーザーのストレスが軽減されます。これにより、コンバージョン率(CVR)の向上が期待できます。

バージョンアップのデメリットは?

もちろん、バージョンアップにはデメリットも存在します。

デメリット1:なくなってしまう機能

バージョンアップに伴い、従来のバージョンで利用していた機能が使えなくなる可能性があります。特に、自社開発のカスタマイズが多い場合、その移行に際して再開発が必要になることがあります。

デメリット2:移行できないデータ

一部のデータは、新しいバージョンに移行できないことがあります。特に、古いシステムで作成された特定のカスタムデータは、手動での移行作業が必要となる場合があります。

デメリット3:カスタマイズが移行できない

過去のバージョンで施したカスタマイズが、新しいバージョンでは適用できないことがあります。そのため、再度カスタマイズを行う必要があり、費用と時間がかかる可能性があります。

実際の費用やかかる時間は?

バージョンアップにかかる費用は、最低でも10万円からとなり、カスタマイズやプラグインの内容によって変動します。例えば、EC-CUBE 4系への移行では、スマートフォン対応やカスタムプラグインの導入、デザインの調整が必要な場合、その作業内容に応じて費用が加算されることがあります。

費用の内訳と見積りポイント

  • 基本費用:システムのアップグレード自体にかかる費用
  • カスタマイズ費用:既存のカスタマイズや新しい機能の追加にかかる費用
  • デザイン変更費用:レスポンシブ対応やレイアウト変更にかかる費用
  • プラグイン費用:プラグインの更新や新しいプラグインのインストールにかかる費用

費用の見積りは、まずは現行システムの状態を確認し、カスタマイズの範囲やプラグインの互換性をチェックすることが重要です。

時間について

バージョンアップに要する時間は、システムの規模やカスタマイズの量によりますが、一般的には1週間から1ヶ月程度を見込むべきです。特に大規模なカスタマイズが必要な場合や、データ移行が複雑な場合には、さらに時間がかかることがあります。

バージョンアップを進める際のポイント

1. 現行バージョンと要件の確認

まず、現在使用しているEC-CUBEのバージョンや、カスタマイズ状況を確認しましょう。特にEC-CUBE 2系や3系を使用している場合、サポート終了やセキュリティ上のリスクが大きいため、早急な対応が必要です。現行バージョンで動作しているプラグインやモジュールの確認も重要です。これらが新しいバージョンで互換性があるか、または再カスタマイズが必要かを事前に把握することが、スムーズな移行を支えます。

2. セキュリティの強化

ECサイトでは顧客情報の保護が最重要です。特に古いバージョンのEC-CUBEを利用している場合、脆弱性が多く、サイバー攻撃の標的になる可能性が高まります。新しいバージョンへのバージョンアップを行うことで、常に最新のセキュリティパッチを適用し、安全性を保つことが可能です。

3. カスタマイズの引き継ぎと再開発

大きなカスタマイズを施している場合、そのまま引き継げないケースが多いため、移行に際して再開発が必要になることがあります。特に、EC-CUBE 2系から4系への大幅なバージョンアップでは、カスタム機能の再設計が必要になることがあり、これが費用と時間に影響します。カスタマイズの規模に応じて、事前に開発会社との打ち合わせを重ね、必要なリソースを見積もりましょう。

4. レスポンシブデザイン対応の確認

EC-CUBE 4系では、レスポンシブデザインが標準対応となっています。これにより、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからのアクセスでもストレスのない購買体験を提供できます。特に、モバイルユーザーの割合が高いECサイトでは、レスポンシブ対応によってコンバージョン率が向上する可能性が大きいです。この点も費用の中に含めておくべき重要な要素です。

5. プラグインの互換性と追加機能

新しいバージョンに移行する際、現行プラグインが使えなくなることがあるため、必要に応じて互換性のあるプラグインのインストールや、独自開発が必要です。最新のEC-CUBE 4系は、プラグインの種類やカスタマイズオプションが豊富で、運営者のニーズに合わせて機能を拡張できるのが魅力です。また、公式のプラグインマーケットも充実しており、運営に必要な機能を容易に追加できるのも大きなメリットです。

バージョンアップのためのステップ

  1. 現状分析
     まずは現行のECサイトの状態を把握します。利用しているバージョン、カスタマイズの範囲、プラグインの一覧を確認し、それらが新しいバージョンでどのように扱われるかを見極めることが大切です。
  2. 見積り依頼
     EC-CUBEバージョンアップに精通した業者に見積りを依頼します。この時、可能であれば複数社から見積りを取り、費用や対応可能な範囲を比較することが推奨されます。ユーザーの特定のニーズに応じたカスタマイズが多い場合、無料で見積りをしてもらえる業者も多く存在しますので、安心して相談できるでしょう。
  3. テスト環境での動作確認
     バージョンアップをいきなり本番環境で行うのはリスクが高いため、まずはテスト環境で動作を確認します。特に、カスタマイズが多いサイトや、複雑なプラグインを利用している場合は、このステップが非常に重要です。テスト環境で問題がなければ、実際の移行作業に進みます。
  4. 本番環境への移行
     テストが完了し、全てのシステムが正常に動作することを確認した後、本番環境へ移行します。ここでの作業は慎重に行う必要があり、サイトのダウンタイムを最小限に抑えるため、計画的に実施します。

まとめ

EC-CUBEのバージョンアップは、単なるシステム更新ではなく、ECサイトの安全性、機能性、そして成長を支えるための重要なステップです。バージョンアップによるセキュリティ強化や新機能の導入は、サイトの運営効率を高め、最終的には売上の向上にもつながります。しかし、カスタマイズやプラグインの互換性、データ移行のリスクなども慎重に考慮しなければなりません。

バージョンアップの費用は、カスタマイズ内容や作業範囲によって異なるため、最初にしっかりと現状分析を行い、無料の見積りを活用して最適なプランを立てることが成功のカギです。ECサイト運営者や経営者の皆様が、安心してビジネスを成長させられるよう、バージョンアップに関する正しい情報と適切な判断をしていただければ幸いです。

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