【初心者向け】EC-CUBE 4.3へバージョンアップする手順をやさしく解説(失敗しない進め方)

EC-CUBEのバージョンアップは、「新機能を使うため」だけでなく、セキュリティ対策を継続するためにも大切です。特に EC-CUBE 4.3系 へのアップデートは、今後の運用(PHP対応やプラグイン更新など)を考えても、早めに検討する価値があります。
ただし、やり方を間違えると「画面が崩れた」「決済が動かない」「会員データが引き継げない」など、売上に直結するトラブルが起きることもあります。
この記事では、専門用語をなるべく避けつつ、EC-CUBEを4.3へバージョンアップする流れを順番にまとめます。
目次
まず結論:EC-CUBE 4.3アップデートは「本番でいきなりやらない」が鉄則
初心者の方が一番やってはいけないのは、本番サイトを直接アップデートすることです。
必ず「テスト用の環境(ステージング)」を作り、そこで検証してから本番に反映します。
ステップ1:事前準備(ここが8割)
① 現在のバージョンを確認する(4.0/4.1/4.2/4.3)
まず、管理画面で「今のEC-CUBEバージョン」を確認します。
- EC-CUBE 4.0系 / 4.1系 → 4.3系
- EC-CUBE 4.2系 → 4.3系
- EC-CUBE 3系 → 4.3系
- EC-CUBE 2系 → 4.3系(移行難度が高い)
※2系・3系から4.3へは “アップデート” というより “移行(リニューアルに近い)” になります。
カスタマイズ量やデータ移行の範囲で難易度が大きく変わります。
② 使っているプラグインが「4.3対応」か確認する
EC-CUBE 4.3へ上げるとき、つまずきやすいのが プラグインの互換性です。
- 決済プラグイン(クレジットカード、後払い、Amazon Payなど)
- 配送・送料系
- 会員・ポイント・クーポン系
- SEOやタグ系(GTMなど)
- 商品検索・絞り込み系
「4.3対応していないプラグイン」 がある場合は、
- 更新版へ差し替え
- 代替プラグインへ置き換え
- 機能を作り込み
のいずれかが必要になります。
③ 独自のカスタマイズがどれだけあるか把握する
次に、過去の改修内容をざっくり整理します。
- テンプレート(Twig)を大きく変更している
- CSSやJSを独自に追加している
- 受注CSV・帳票・管理画面を改造している
- 本体(コア)を直接触っている
- 外部システム(基幹、倉庫、会計等)と連携している
初心者の方はここを完璧に理解できなくてもOKです。
「何が入っているか一覧にする」だけでも、失敗リスクが下がります。
④ バックアップを取る(命綱)
4.3アップデート前に最低限、次をバックアップします。
- データベース(商品/会員/受注など)
- ファイル一式(プログラム/テンプレ/画像など)
これが無いと、何かあったときに元に戻せません。
ステップ2:テスト環境(ステージング)でEC-CUBE 4.3へアップデートする
準備ができたら、テスト環境でEC-CUBEを4.3へ更新します。
ポイントは「とにかく本番と分ける」ことです。
この段階でよく起きるのは次のような問題です。
- 画面が崩れる(テンプレ互換)
- プラグインが動かない(4.3未対応)
- エラーが出る(PHPやライブラリ差異)
- 管理画面の一部が表示されない(独自改修の影響)
いきなり完璧を目指す必要はありません。
原因を切り分けて一つずつ解消するのがコツです。
ステップ3:EC-CUBE 4.3の仕様に合わせて「管理画面の設定」を見直す
アップデート後は、管理画面の設定が初期状態に近くなることがあります。
EC-CUBE 4.3で特に見直したいのはこのあたりです。
- 税率設定(標準税率・軽減税率がある場合など)
- 送料・配送方法
- 受注ステータスと運用フロー
- 自動送信メール(注文確認、発送、問い合わせ返信など)
- 決済設定(ここが最重要)
「見た目がOKでも、注文が最後まで通らない」事故はここで起きやすいです。
ステップ4:お客様側の画面(フロント)を徹底チェックする
次は、お客様が使う画面の確認です。
チェックは「表示されるか」だけでなく、買えるか(注文完了まで) を必ず見ます。
表示チェック
- トップページ
- 商品一覧・商品詳細
- カート
- ログイン/会員登録
動作チェック(重要)
- 商品検索(キーワード検索、絞り込み)
- 各フォーム(お問い合わせ、会員登録など)
- テスト注文(ここが最重要)
- 会員購入/ゲスト購入
- 配送先変更
- 決済まで通るか
テスト注文まで通せば、公開後の事故はかなり減らせます。
ステップ5:オーナーズストアで「4.3対応プラグイン」に更新・入れ替え
EC-CUBE 4.3へ更新できたら、必要に応じてプラグインを最新化します。
ただし注意点があります。
プラグインを更新・追加したら、そのたびに動作確認が必要です。
「便利そうだから」と一気に入れず、
1つ入れて→テスト→次へ の順で進めるのが安全です。
最後に:EC-CUBE 4.3アップデートで失敗しない3つのポイント
EC-CUBE 4.3へのバージョンアップは、やることが多く感じるかもしれません。
でも、失敗を避けるコツは次の3つだけです。
- 本番でいきなり作業しない(ステージングで検証)
- バックアップを取る(戻せる状態を作る)
- 注文が最後までできるか確認する(テスト注文)
この流れを守るだけでも、トラブルは大幅に減らせます。
定期的にアップデートを続けて、セキュリティ対策と機能改善を両立させていきましょう。
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