レンタルサーバーのPHP更新でEC-CUBEが動かない?古いEC-CUBEを放置するリスクと対策

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レンタルサーバーのPHP更新でEC-CUBEが動かない?古いEC-CUBEを放置するリスクと対策

2025年4月以降、ECサイトのセキュリティ対策強化が義務化されました。
今現在でもEC-CUBE2系をご利用されている企業様は少なくないこと、その中で、最もセキュアなEC-CUBE4系最新版への移行が難しい企業がいらっしゃることから、EC-CUBE2系をバージョンアップした2.25.0をリリースする運びとなりました。
EC-CUBE2系を引き続き安心・安全にご利用されたい企業様は、是非EC-CUBE2.25への移行をご検討ください。

今回のバージョンは、PHP8.4への対応を行った他、400件を超える改善が取り込まれ、
より安心してお使いいただけるようになりました。

https://www.ec-cube.net/news/detail.php?news_id=472

レンタルサーバーから「PHPを新しいバージョンに上げます(古いPHPが使えなくなります)」という案内が来たとき、心配になりませんか?
EC-CUBEを長年運用しているサイトほど、PHPの更新がきっかけで突然サイトが表示されなくなることがあります。

この記事では、なぜそのようなことが起きるのか、古いEC-CUBEを使い続けるリスク、そして安全に対応するための現実的な選択肢を、運用者向けにわかりやすく整理します。

PHP更新で突然動かなくなるのはなぜ?

ECサイトの多くは「EC-CUBE本体 + プラグイン + 独自カスタマイズ + サーバー設定」の組み合わせで成り立っています。
その中でPHPは“実行エンジン”のような存在で、PHPのバージョンが上がると、古い書き方や古いライブラリが動作しなくなることがあります。

その結果、

・画面が真っ白(500エラー)
・管理画面に入れない
・決済が失敗する
・メールが送れない

など、売上に直結する障害につながります。

古いEC-CUBEを放置する3つのリスク

1)サーバー都合の更新に合わせられない

レンタルサーバーはセキュリティ維持のため、古いPHPを段階的に停止します。
EC-CUBE側が古いPHPに依存していると、サーバー更新に追従できず、結果としてサイト停止リスクが高まります。

2)セキュリティの穴が増える

古いPHPや古いEC-CUBEは、脆弱性対策が追いつかない状態になりやすいです。
ECサイトは個人情報・注文情報を扱うため、リスクを抱えたままの運用はおすすめできません。

3)一部だけ直すが難しく、復旧に時間がかかる

障害発生後に慌てて対応しようとしても、原因が「本体・プラグイン・カスタマイズ・サーバー」のどこにあるか切り分けが難しく、復旧まで長引くことがあります。
繁忙期に発生すると、機会損失が大きくなります。

EC-CUBE2系でよくあるトラブル(PHP更新時)

EC-CUBE2系は運用歴が長いサイトも多く、PHP更新の影響が出やすい傾向があります。

・画面が真っ白/500エラーになり表示されない
・管理画面にログインできない、遷移でエラーが出る
・文字化けや、CSV出力が崩れる
・旧来の決済モジュールが動かず決済エラーになる
・メール送信(注文確認・発送通知)が止まる
・独自改修箇所で致命的エラーが出る(関数・ライブラリ差異)

ポイント:2系は「当時の前提」で作られている部分が多く、サーバー側の更新に弱いことが多いです。

EC-CUBE3系でよくあるトラブル(PHP更新時)

3系は2系より新しいものの、プラグインや独自改修が積み重なっていると影響が出ます。

・管理画面やフロントでエラーが出る(ログにDeprecated/Warningが増える)
・プラグインが対応しておらず機能が止まる(受注、会員、ポイント等)
・決済・配送連携など外部連携で例外が発生する
・キャッシュやテンプレート周りの挙動が変わり表示崩れが出る
・PHP更新後に「一見動いているが、特定の操作で落ちる」

ポイント:3系は部分修正で乗り切れるケースもありますが、根本的にプラグイン互換が足を引っ張ることが多いです。

まず確認すべきチェックリスト(今すぐできる)

・現在のEC-CUBEのバージョン(2系 / 3系 / 4系、細かい版)
・レンタルサーバーが「いつ」「どのPHP」を停止する予定か
・現在のPHPバージョン(本番・テスト環境)
・利用中のプラグイン一覧(公式/非公式、開発元、更新状況)
・独自カスタマイズの範囲(どこを改修しているか)
・決済・配送など外部連携の有無(特に決済は最重要)

これらが分かるだけでも、対応の見通しが立ちやすくなります。

対応策は大きく3パターン

パターンA:サーバー側で旧PHPを延命する(応急処置)

一部の環境では、旧PHPを選べる場合があります。
ただし「いつか止まる問題」を先送りする形なので、短期の延命として考えるのが安全です。

パターンB:現行EC-CUBEのままPHP対応改修(部分対応)

軽微な修正で動くケースもありますが、プラグインや改修量によっては、調査・検証が重くなります。
また、決済周りが絡むとテストが必須になります。

パターンC:バージョンアップ(推奨:長期的に安定)

長く運用するなら、最終的にここに落ち着くケースが多いです。
特に2系・3系は、将来のPHP更新・セキュリティを考えると、4系への移行/アップグレードで「更新に強い構造」にしておくメリットが大きいです。

バージョンアップで失敗しないための進め方

① まず現状調査(本体・プラグイン・改修の棚卸し)
② テスト環境を用意(本番を触らず検証)
③ 差分の設計(移行方針・代替手段の決定)
④ 移行作業(データ移行、機能移植、デザイン反映)
⑤ 総合テスト(受注〜決済〜メール〜会員〜管理)
⑥ 切替(最小停止で本番反映)

ECサイトは「表示できる」だけでは不十分で、購入〜決済〜メールまで一連が通ることを確認する必要があります。

まとめ:サーバーのPHP更新はEC-CUBE見直しの合図

レンタルサーバーのPHP更新は避けられません。
そして古いEC-CUBEを放置していると、更新タイミングで突然サイトが止まり、売上・信用に影響が出る可能性があります。

案内が来た今が、最も安全に動けるタイミングです。
まずは現状を整理し、延命・部分改修・バージョンアップのどれが最適かを判断しましょう。

EC-CUBEのPHP更新対応・バージョンアップはご相談ください(無料診断)

弊社では、EC-CUBE2系・3系サイトの

・PHP更新に伴う影響調査
・プラグイン/カスタマイズの棚卸し
・バージョンアップ(4系移行)の見積もり・計画策定
・テスト環境での検証〜本番切替

まで、現状に合わせて対応しています。
「まずは止まりそうかどうかだけ知りたい」といった段階でも大丈夫です。

無料で現状診断・概算見積もりを行いますので、お気軽にお問い合わせください。
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